日本国内にある大企業は約0.3%ほどと言われています。
これは上場非上場を含め、資本金や従業員数、売上高などを元に算出したもので、
逆にいうと日本の99.7%の企業は中小零細企業ということになります。
多くの企業では営業部を要し新たな商品の開発やサービスを行ったり、
既存のサービスに対するアフターケアなどに対処しています。
しかし中小零細企業の中には商品やサービスのアフターケアはできても営業までに手が回らないことがあります。
特に人数が100人未満の企業ともなると営業担当者がより効率的に営業に関する業務を行うことや、
営業を専門とする外部業者にアウトソーシングすることが多くなっているのです。
また、BtoCと言われる企業からの一般消費者への宣伝広告として電子メールやダイレクトメールが多く利用されています。
これは営業の基礎として、100件以上訪問して1件成約に至れば良いという世界で一定の数をこなすという意味で効果があります。
また、それに類似する方法としてfaxdmがあります。
これは読んで字の如しで「FAXを使ったダイレクトメール」のことです。
この方法は特にBtoBと言われる業種に向いている方法で、食品、医療、建築、不動産、機械・電子部品、外食系、教育・学校法人、独立行政法人、行政向けなど数多くの企業を対象とする営業に利用できます。
例えば、食品関係会社に対する新しいサービスや商品を提供する場合に、
全国から数ある食品製造メーカーなどを絞った上で、商品サービスをfax同報しfax一斉送信します。
すでに内容は開封されている状態ですから、あとは目に止まるかどうかということになります。
このFAXDMの有効な使い方として、以下のポイントが有ります。
1)いきなり「契約」という言葉をつかわない、
2)キャッチフレーズは目に留まる、
3)提供するのは商品・サービスではなく無料の研修科、セミナー、無料相談などが挙げられます。
これを1枚のA4版用紙に詰め混み過ぎない程度に、関心を持てるように使用することがコツになるのです。