現在の日本ではファックスとメールはどれくらいの比率で使用されているでしょう。

私が通っている会社ではメール8割、ファックス2割といったところでしょうか。
以前のようにファックスが主だった頃とは、ちょっと事情が変わって来ています。

ではなぜファックスが現代で必要なのでしょうか。

私なりに考えた結果次のような事が考えられます。

送信先の人全員がpcを持っているわけではなく、一個人にメールしても全員に行き届かない。

ファックスなら紙ですぐ出てくるので、みんなにわかりやすい。

メールは届くまでに時間がかかり、しかも現地で人がメールを見るまで時間がかかりますが、ファックスはスピードが速く、すぐに紙で印刷されるので見やすい。

ファックスの方が一斉送信するのに手間がかからない。

特に企業では得意先にfax一斉送信を何回も行います。
メールよりfaxの方が一斉送信については簡単に行えます。
よく使われるのがfaxdmです。

得意先ばかりでなく、例えば本店から各支店にfax同報を流すことはよくあります。
あるいは同じビル内でも各部署にfax同報を流すことさえあります。
私が通っている会社にも、何回もfaxdmが届きます。

しかしパット目を通し、すぐに裏紙使用になっています。
見た目がいかにも手が込んでなく、ただ印刷物を流しているだけだからです。
もし、少しでも気を引こうと思うなら手書きである程度大きく書くことと、内容を各企業にあうようにある程度グループに分けておけばいいと思います。

特に企業ごとの業種役割を研究しておかなければならないでしょう。
ようはお客にとって喜ばしいことは何かを探るのです。
その企業にどういう風にこの商品が役に立つか探り、イメージを伝えるのです。

あとは同業他社情報も必要でしょう。
例えば、この商品をA社はこのように使用しています。ですから御社もどうでしょうか。といった具合です。

そうすれば、ただ流すにしても、少しは確率が上がると思います。ぜひやってみてください。